この季節、雪のように温かな感情が宿る風景とともに特別な思い出を作りたいなら、気になる人とティーハウスで約束をしてみよう。温かい空間の中で、暖かいお茶とともに冬のロマンを楽しむティーハウス旅行が待っているはずだ。
毎日続く寒さで、体と心が縮こまる季節だ。毎朝カーテンを開けると、眩しく広がる青空が目に入る。外に出る前から、冷たい空気で息が白くなるような気がする。外出するのも億劫な日々だが、それでも誰かとの温かな出会いを楽しみに、約束を決め、そのためにぴったりな場所を考える。
ティーハウスの魅力をさらに深く感じたいなら、近くにある「UH SUITE」での宿泊をおすすめする。特に「UH SUITE THE SEOUL」と「UH SUITE SEOUL SQUARE」には客室内にティーポットが完備されており、紹介したティーハウスに似たプライベートな空間で、ゆったりと感覚的な時間を体験できるだろう。
<山水画ティーハウス>
所在地: ソウル ヨンサング ハンナムデロ20ギル 21-14
営業時間: 12:00 - 19:00 (毎週日曜日・月曜日休業)
SNS: @sansuhwatea
山水画ティーハウスは2014年からソウルのヨンサン区ハンナム洞で茶文化を紹介してきた場所だ。店名の「山水画」は、お茶と人が調和する場所を意味しており、同時に良い山、良い水、良い茶器が調和したお茶文化を目指している。
古い家屋を改装した3階建ての山水画ティーハウスは、各階ごとに異なる魅力を持っている。最大8名まで入れる茶室は、静かで清潔感のある雰囲気で茶道を体験できるように装飾されている。午後の日差しがバーテーブルの窓辺に差し込み、静かな空間をさらに深めている。店内にはさまざまな茶器が販売されており、見て回るのも楽しい。
山水画ティーハウスでは、ボソンやハドンの緑茶、中国や台湾の白茶、青茶、黄茶などを扱っている。お茶を注文すると、簡単なお茶の説明とともに、自分のスタイルでお茶を淹れるための茶器が準備される。茶器の使い方に慣れていない場合は、店に常駐しているティーソムリエに方法を尋ねると、親切に説明してくれる。
<ウンチャ>
所在地: ソウル ウンピョング ガルヒョンロ1ギル 7-1 1階
営業時間: 13:30 - 22:00
*ラストオーダー 21:00 (毎週月曜日休業)
SNS: @sansuhwatea
ウンチャは、国内産のお茶の価値を中心に、お茶文化を広める場所だ。お茶は加工方法によって白茶、紅茶、青茶などに分かれ、栽培地域によって味と香りが異なる。しかし市場では、国内産のお茶は中国、台湾、日本などの伝統的なお茶文化を持つ国々のお茶よりも相対的に低く評価されがちだ。
ウンチャは、この状況を認識し、国内産のお茶の品質を高め、その価値を広めるために努力している。特にウンチャのワンデイクラスは、単なるお茶の試飲会にとどまらず、国内産のお茶の魅力を深く掘り下げる場となっている。約3時間にわたるこのクラスでは、6~8種類のお茶を試飲し、お茶のさまざまな風味を体験できる。
お茶の魅力を深く感じたい方には、「ウンチャお茶クラス」は必須のコースだ。クラスでは、お茶に関して知らなかったことを詳しく学び、緑茶、白茶、黄茶などさまざまなお茶の種類を区別する方法を知り、お茶の味と香りをゆっくりと楽しみながら、鑑定する体験ができる。
<チャチャティークラブ チャンシンハノク>
所在地: ソウル市 鍾路区 鍾路46ギル 13
営業時間: 13:00 - 22:00
*ラストオーダー 21:30
SNS: @chacha_willbegood
チャチャティークラブは、東大門に位置し、お茶に対する新たなアプローチを提案し、現代的な形でお茶文化を再解釈した場所です。特に東大門店は、70年以上にわたりチャンシンドンの貧困街にあった「シデヨク館」の跡地に位置しており、時の痕跡と歴史を持つ場所に新たな息吹を吹き込む地域再生と現代的活用の完璧な例です。
このティーハウスでは、お茶に不慣れな人でも気軽に接することができます。プロのティーソムリエが、お茶の淹れ方や飲み方を丁寧にガイドしてくれます。お茶について深い知識がなくても、興味や好奇心を持っていれば、誰でも自由にお茶文化を体験できる開かれた空間です。
チャチャティークラブは、伝統と現代が調和した新しいお茶文化を提供し、従来のお茶文化の厳格なマナーを超え、リラックスした自由な雰囲気の中で、世代や地域を超えたユニークな体験を提供しています。